中国大秘境「天坑」

最近、NHKスペシャルはすばらしいプログラムをオンエアしているよう
です。受信料不払いも再考しなくては。(汗)

中国南部、広西壮族(チワン族自治区界隈の山岳地帯に、山をえぐる
ような巨大ななぞの穴が存在するそうだ。
それを中国の地質学者の一行が探検し、その謎を究明しようという試み
だ。東京都庁が確実にすっぽり入ってまだまだ余りのあるおきな穴の断崖
絶壁を一本のロープを頼りに下りていく。そして巨大な洞窟に入り、
地底川の流れに従って更に更に奥へ進む。
この中国人学者、めちゃくちゃ度胸のある人だ。「この先は危険だ!」と
いいつつも、奥へ奥へすすむ。私だったら途中で引き返すであろう。

地底川には、生物も存在するが、身体が白く眼の無い魚も泳いでいる。
真っ暗闇な地底川では、眼も退化してしまうのだろうが、たぶんこれは
通称「目無し魚」の一種でしょう。昔、小さいとき家で飼っていた事が
ありました。あの当時、結構人気のあった鑑賞魚だったと思う。

結局何億年もかけて、地下水脈が山の内部の岩石を砕き、やがで内部が空
洞になり、山の天辺に穴が開き、一気に崩れたかたちになっただろうとい
われる。

さらにこの界隈には、むかしパンダも沢山生息していたそうだ。
まさに「♪パンダと一緒に暮らしましょう」のパンダだらけの世界だった
だろう。
結局はこの穴は一本につながっているで、まだまだこの巨大な穴が出来る
可能性があるという事だそうだ。

まさに、中国には、未知で神秘なものだらけなのだ。

ちなみに、余談ですが、女子十二楽坊のニ胡奏者レイ・インは、広西チワン
族出身で、このエリアに近いんですね。冬でも暖かく北京と20℃近くの
気温差がある事はざらです。

ではでは。