Blog from SHENZHEN(1)

日曜日の明け方3時半に起きて、松戸の自宅からクルマで台東区の会社に一旦行きま
した。何故ならば、私が留守中臨海青海にある契約倉庫から荷物の出し入れで商品担
当主任が私のクルマを使いたいという事からでした。蔵前駅から京成線相互乗り入れ
の地下鉄で青砥経由で成田空港まで行きましたが、この時間各駅しかないので、仕方
なくそれに乗りました。でもなんやかんや、途中駅からキャリーバック引き下げる人
が乗車してなんや混んでいましたね。
7:00ごろに成田空港に着き、いつものCXで一路香港、ほぼ定刻通りで、そのま
まバスで、海に近くてイミグレが実にスムーズな沙頭角岸口経由でシンセンに入りま
したが、道も空いていて夕方の5時には最終目的地についたかな。
エージェントの事務所に立ち寄って、一部荷物をおろしてとにかくその日はあと2名
台湾の人総経理一行が合流しアパート近所のホテルのレストランで夕食。実はエージ
ェントの事務所にいる普段私と常に連絡を取り合う相方の小姐の親戚の子がそこのレ
ストランで働いているのですが、昨年一般ウエイトレスから入口案内係りに昇格した
のですが、例の如くチーパオでお出迎えくれて、「好久不見了!(お久!)。ほぼ一
年ぶりに北京ダックを頂きましたが、その他諸々。
腹一杯でしたよ。やっぱし食べきれない。自称「名誉中国人」といいつつもやっぱし
日本人の自分には食べ残すのは「失礼!」とか「もったいない」という申し訳ない気
持ちは走ってしまうのがあるのですが、中国ではかえって全部平らげると「少ない!
」の意思表示になる。出した方は出した方で客が全部食べきれないと「我々は十分客
人にもてなしをした!」したと自負をする。
NHK教育テレビ「中国語会話」のネーティブスピーカー担当で、私の直接師匠でも
あった(一ヶ月だけですが)京劇女優の盧思さんが「レストランで後で足りなくなっ
て追加オーダーするなんて、とても考えられない、始めにとにとにかく食卓いっぱい
にドッとオーダーする。食べきれなかったら、どんなに高級なレストランでも「打包
!」といえば、あたりまえのように包んでくれるから。」と言っていた事を思い出し
た。

やっぱし、未だにそれが慣れないのであるが、結局ある台湾人の総経理が発泡スチロ
ールの容器に入れて嬉しそうに持ち帰った。
中国は日本以上に遥かに自給自足が出来ているけれど、結局は客に持てなして余って
も、実はその場に参加しなくてもそれを期待している人はいて、食べるものは最後に
は全て食べ尽くされてしまう。
中国の人はとても「食」を重んずる人たちですが、単に美味しいものをたらふく食べ
ようというのではなく、食べ物に対して実に効率的で画期的な考えを持っていると思
う。日本でも保健所とか食中毒がうるさくて、お持ち帰りを拒む風潮が未だにあるが
、前向きなお店は高級な店であってもお持ち帰りには躊躇しないところもあるのでこ
ういう事は推進してゆくべきでしょうね。ただでさえ日本は食の殆どが自給自足出来
ないのに、よく食べ残しが指摘されるからね。夜は、カラオケに行ったのですが、
3時半起きで殆ど仮死状態でした。月曜から本格仕事開始です。