雪見露天風呂

元々東京人にして、ドカ雪を見る事は今まで生きている間でどれくらいあったことか。昨日から南関東に雪という予報で、まあ、どうせ空振りに終わるだろうと思いつつ、朝起きたら、妙に窓からの光が白い。
で、松戸の団地の5Fの窓から外を見ると、窓の前の林がまさに「樹氷」。
まあ閑静な団地です。東京都心部よりも数度気温が低いですから、雪も深い。
土曜日は大概、新松戸の健康センターに行っているのですが、なんとか道路は雪がそんなに積もっていないので、クルマにて健康センターへ。(後で大変な目に遭う)
ここは、硫黄泉の露天風呂があるのですが、前々から雪が降ったら雪見風呂をしたいと思ってて、運良く休日の今日にそれが実現したわけだ。
顔だけ寒く、顔から下は暖かい。熱い汁粉に冷たいアイスを乗っけて食べているようなあの感覚なのだ。空を見上げると雪が降る。
まさに、この松戸で雪国の温泉露天風呂を実現している。いつになく、今日の露天風呂は人気もあるようだ。
ある程度、湯だったら雪の降る外で身体を冷ます。全身から湯気。
意外と硫黄泉の場合は、外に出ても寒いとは感じず、むしろ雪風が心地良い。

もし、もう一声贅沢を言うなら、お盆に、徳利と肴(漬物か小魚がいい)を乗せて風呂に浸かりながら雪見酒と行きたいところですかね。
更に贅沢を言うと、美女と混浴。まさか!
テレビ東京で土曜の夜やってる、「旅番組」ぢゃないぞ!

まあ、毎日悩む事の多い昨今、しばしの至福の時。

帰り、団地の前の駐車場にクルマを止めようとするも、雪が凄くタイヤが全くスピン状態。何度もワダチを作って雪ならしをして20分程格闘の末、収納。
明日は出庫出来ないだろうなあ。しかも、朝よりこの界隈雪が深くなっている。しかもこの界隈、坂が多い。考えただけでも、ぞーっとする。

東京人ゆえ雪にはめっぽう弱い自分がここに在り。
まあ、雪が降るとどんなところでも美しく見えるので、それで由。