心臓バクバク!女子十二楽坊

mandarinzone2005-12-17

ひところの猛フィーバーっていうのはちょっと落ち着いたのかな。
行って来ましたよ、恵比寿のガーデンホールまで。
13時会場なのですが、はじめひょっとして私は間違えてしまったのかと思いました。
というのも、ファンが殆ど中高年男子。しかもわたしはどうもこの群からは若輩者のよう
でした。意外というか、納得というか。人生の折り返し点を通過しどちらかというと会社
や団体では指導的立場にある人。だから心悩む事が多々ある。ましてや巷では嫌なニュース
ばかりだから。天女のような彼女たちの奏でる楽曲で癒されたいという人がどうもこの年代
に集中するのかも。あとはこんな娘が居たらという気持ちもあるのでしょう。
僕としてはかえってよかったと思うと同時にやっぱし僕も心疲れた人の仲間なのでしょう。

コンサートというよりは完璧に「ファン感謝デー」的なイベントです。私は当日精算だった
のですが、事務所の方もとても親切で「この度はご入会、ご来場ありがとうございます。」
という感じでした。「ああ、こちらこそ、色々ご配慮頂き、、、、」ってペコペコ。
まあ、お互い様なのだ!

ロビーに1stアルバム「ビューティフルエナジー」に付録DVDの中で着ていた衣装が展示
してあって、今回それをオークションするという事だったらしいのですが、まあ、私そこまで
フェチではないし、オークションはパス。でも、しっかり「楊松梅さま」の着てた衣装を間近
で凝視している自分がいたり。
イベント自体は、演奏は程ほど、彼女たちの隠し芸、トーク、プレゼント抽選、丸秘映像公開
なのですが、やっぱし、全員との握手と昨日しか配られないお宝スペシャルDVD、全員の
直筆サインブックレットプレゼントというサムシングエルスがメインディッシュって感じかな。
彼女たちもいわゆるビジュアル系というのもあるのだけど、中国中央音楽学院とか人民解放軍
芸術学院を卒業している超エリートの演奏家ですからもっとライブをしてもらいたいというの
があったけど、こういうバラエティーなイベントっていうのもいいでしょう。
オープニングは、日本語の上手い女子十二楽坊のスポークスマン張爽(zhangshuang)がMCす
るかとおもったけど、嬉しい事に楊松梅姫による日本語MCでした。初めて彼女の日本語を聞
いたけどとてもいい発音です。

サンタコスプレもありましたよ。アルバム「Merry Christmas to you」のジャケットと同じ
です。これをナマで見れたのはよかったですよ。

ああ、何を話しているか分からなくなってきた。最後は、廊下で待機の彼女たちと握手して
お別れという事なのですが、もう私は心臓が爆発するかと思うほど緊張しました。
冒頭、孫婷(sunting)にかな、「謝謝」といったら彼女も「謝謝」。とにかくひたすら
「謝謝、再見!」。こういう時に話し掛けてあげるのが一番いいんですよね。
意外とみなさん無口で握手。だめですよ、これでは!
で、、楊松梅さまのところで「謝謝、我很高兴的!」(ありがとう、とっても嬉しいです!)
と口から出てしまった!
松梅さんがニッコリ微笑んでくれまして。二胡の袪丽君(zhanglijun)も、その中国語に
反応してくれて「oh!」って感じでしたね。
最後、その列のトリの琵琶の張琨(zhangkun)に「謝謝、再見!バイバイ!」と手をふったら
結構長めに手を振ってくれて、ひょうきんぶりを発揮してくれましたよ。
張琨って女子十二楽坊の中ではどちらかというと「しっとり綺麗系」のお姉さんという感じ
なのですが、意外とひょうきんで、結構各種メイキングとか、取材映像でもいつもケラケラ
笑っているのですが、こうして近くで見てもそのまんまって感じです。
すごく印象深かったなあ。
自分の中でのランキング、楊松梅さんとコンマ数秒のかなーりの僅差になったかも。

とまあそんな感じでして、出口でお約束のDVDとサイン入りブックレットを頂きました
が、ブックレットは後日額縁に収めて部屋に飾ろうと思っています。
DVDもたのしい映像の数々でした。
昨晩は、広州にいるペンパルとチャット式にメールをして、その話をしていました。
小さな日中友好は確実にやっているという充実感でいっぱいです。

ひさしぶりに本当にハッピーになれたなぁ。
これから全部のライブに行くからね!ってところです。