子供たちからメール

前回も書きましたが、日曜日は台場のヴィーナスフォート女子十二楽坊のミニライブがあった
ようで、もちろん行きたかったけど、、、、
ヴィーナスフォートって家庭が「正常」だった時によく行った所。色々想い入れもあったし、
そんな辛い気持ちが女子十二楽坊の奏でる音楽でかき消せるかという自信も無かった。
お台場博士の異名を持つ私にしてみれば、あの環境では落ち着いて聴けないだろうというのも
察しがつくし。いずれ落ち着いてライブを見ようと心に決めつつ。
概ね、自分は本当に好きなアーチストは生ライブを見てきた人なので。そいえば数年前に、念願
叶って平松愛理のライブに行った事もあったね。やっぱし、凄く良かったなあ。
前置きが長くなってしまいました。

昨夕、妻であった人からのメールが来たが、子供のメッセージの伝言だった。
実は24日に数ヶ月ぶりに子供たちに会う事になったのだ。前々から何か欲しいものがあったら
考えて置くように言ってたのだが、その返事のようだった。任天堂のDSが欲しいみたいで、
各々1台ずつ、それにムシキングプリキュアのソフトという事だった。相変わらず、長男がム
シキングにはまり、娘はもっぱら「ふたりはプリキュア」にはまっている。
そいえば、日曜日の朝に娘がテレビに合わせて♪プリキュアプリキュアと歌っているのが
目覚まし時計代わりになったものだった。ゲーム機は二人で一台を原則にしたところだが、
昔から兄妹で喧嘩をするのと、まあ携帯式だし、でも結構な値段にはなる。
しかし何よりも、あれから父親として何も出来なかったのだから、語弊はあるかもしれないが
せめてもの罪滅ぼしになれればと思う。
でも、会うのは嬉しいけれど別れる時の事を考えると何となく憂鬱ではある。
自分が取り立てて悪いわけじゃない。まあ、内緒で悪い事をした事もあるだろうが、今はやり
の「ちょいワルおやじ」の範疇だ。
仕事をしない、酒におぼれる、博打にはまる、家にお金を入れない、別の女性とネンゴロにな
ったわけじゃない。なのに、何でと思う事がある。
でも、振り向いても仕方ない事だ。
とにかく、子供たちには「優しいお父さん」で居てあげよう。離れ離れでいても父親は父親な
のだ。かえっていつも近くに居るからそれが子供にいいかというとそうでは無い事だってある。
近くにいることで衝突が絶えない事だってあるのだ。実際私が父親とはそうだったから。
長期海外単身赴任している父親、一年の殆どを遠洋で漁師をしている父親。それでもりっぱに
子供が育つ事だってあるのだ。
とにかくそう思えばいいのだ。いずれにしても24日をいかに楽しく過ごす事だけを前向きに
考えよう。