中国エージェント事務所より奇怪なメール

実は、中国シンセンのエージェントで日常、電話、メール、ファクスでやり取りする女性の
子供まだ0歳が、病気をして入院したというので、心配していた。
彼女は、あまりミスをする事は無く、むしろ私の手違いを指摘してくる人で、典型的湖南省
出身の責任強い女性でもうかれこれ3年以上一緒に仕事をしていている。
今年の旧正月前に出産予定だったのだが、本当にお腹が大きくなってギリギリまで仕事を
していた。彼女の旦那さんには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいであった。お姉さんと
も暮していて、結局家では大所帯のようだ。いわゆる中国の家庭なのである。
そこは家族が協力しあっているという感じである。子供が生まれても、向こう三軒両隣で
子供の面倒を見ているそうだ。
昨夕、エージェントのアドレスから私宛にメールが届いた。添付ファイル(jpg)がある
ので開いてみたら、病院の集中治療室のような部屋で、鼻に酸素を送る管をつけた赤ん坊
の写真ではないか?思わず背筋がぞっとした。
シンセンの事務所に電話するもだれも出ない。仕方なく台湾人の総経理の携帯に電話をして
話をするも、むこうも私の話を聞いて驚いた。いますぐには帰れないがなるべく早く
事務所に戻ると言って電話を切った。臨月限界までうちの会社の仕事をしてくれたがため
に胎児に悪影響を及ぼした故にこんな事になったのかと、多大なる責任を感じたままとり
あえずは8時半過ぎに松戸に帰宅した。小金原団地の暗がりを歩きながら、あの中国から
送られた添付写真が目に焼きつき、木枯し吹く中すこし恐かった。
今朝方エージェントから電話があり、根も葉もない写真である事が判明。中国のどこかの
難病幼児を救う支援者の送ったメールを事務所の別の女性(黒龍江省出身)が間違えて
転送したというもの。しかし、転送するためにいくつかの操作もあるのではあるのだが。
実は台湾人の総経理もこの黒龍江省出身の女性がミスばかりするので頭痛いと嘆いてい
た。すこし日本語も話し穏やかで良い子なんですが、、、、僕が滞在したときも昼休み
中色々な事を教えてくれと、チョロチョロついてくる人懐こい人なのですが、、、、、
エージェントの総経理も「本当に申し訳ない!」とひたすら謝っていた。
でも、あまりのバットタイミングな添付メールに本当に震撼したというか。

赤ん坊の方は、手厚い看護を受けて少しずつ良くなっているという事なのですが。
これからインフルエンザも流行りそうだし、SARSとて危険性は全て払拭されているわけ
ではないので、油断は禁物だ。
とにかく何が出てくるかわからないのが今の中国だから。

ところで、全然話かわるけど、
12月4日台場のヴィーナスフォート女子十二楽坊がミニライブをするらしい!
武道館ライブのチケットをものの数十分で売り切る彼女たち。
きっとパニックになるのではないだろうか?
日本と中国との関係が依然あまり良いという関係ではないので、本当に
彼女たちを通して日中友好を実現してゆきたいものだ!

小生とても悩んでる!もうちっと大きい会場でやればいいのに!
楊松梅さんに会いたいなあ〜!(相変わらず、まったく。)