証券取引所のコンピュータートラブル

いままで、mixiというところに日記を書いていましたが、ご存知の方も多いと思いますが、mixiは人の紹介がないと加入する事が出来ません。しかしmixiの設定で日記部分を外部
もブログにする事ができますので、昨日から、自分の日記はmixiで居ない人、mixiに入
っている人両方見られるようにしました。

もうかれこれ何年前でしょうか、日本にある商業用大型コンピューターで総合的能力、処理能力
が優れるコンピューターを持つところは、東京証券取引所(TSE)と日本中央競馬会(JRA)
というのを聞いた事がありました。
常にリアルタイムで締め処理を行っているわけですから、そりゃすごいものです。

しかしその、東京や名古屋の証券取引所で起きたコンピュータートラブルはコンピューター
メーカーの富士通の責任という事で片付けられそうです。東証では富士通に対して損害賠償
責任を問うという形のようですが。
普段我々が使う電算機による計算誤差やトラブルが起こった場合の責任は使用者側にあるという
事がデメリット表示で明記されていると思うのですが、やっぱし東証ぐらいになると、色々な
補償をコンピューターメーカーにかぶせる事が出来るのですね。
考えてみれば、兜町で一日取引が出来ないという事は、取引所、証券会社にたいする手数料
収入という観点からすれば、多大なる損失が発生するわけで。

たしか、東京駅八重洲口の前に明光証券(以前は山一証券)の株価ボードがあり、結構
ニュースでも街頭インタビューで映し出されるところですが、あるおじさんが、本来ザラバなの
に株価ボードが商い無しの状態になっているのをみて「テロでもあったんか?」と言っていた
のが妙に印象的だった。

私いちど、日本橋のデパートに市場調査の帰り、ちょっと兜町に行って、東証の見学者コース
に入った事があるのですが、結構あそこはおもしろいですね。
ブルームバーグやロイターの情報端末もおいてあって触れるようになっている。資料室とか
もあるし、博物館もある。昔の株券なんかも陳列してある。
夏なんかは空調もきいてて、涼むには丁度いいスペースです。欲を言えば、あそこにカフェと
かあったらいいかもしれない。

株に関しては、付き合いでみずほHDと取引先のを2銘柄持っているけど、手放すつもりは
ないので。

いずれにしても、この手のトラブル、いかなるところでも発生するおそれは多分にあるので
コンピューターメーカーは富士通に限らず、何処もびくびく震えるでしょうね。
場合によっては人の命すら奪う事にだってなるわけで。