女子十二楽坊・人民大会堂晩餐音楽会

もう何から話していいのだか分からないのですが、人民大会堂
開催の女子十二楽坊晩餐音楽会に行ってきましたよ!
席はちょっと後ろのほうだったですが、とにかく同じ場所の空気
を一緒に吸えるだけでもいい。
彼女たちの奏でる楽器から音が空気を伝って耳の鼓膜を響かせれば
それでいい。

昨年あたりから定着した後発メンバーであるスン・ティン(ニ胡)
を入れた13人編成。もうこれは定着ですね。
濃い目のピンク色のコスチュームを着た彼女たちが並んだ時、まあ
とにかくオーラを発しまくっているという感じで、天から舞い降りた天女とまでいうと「大袈裟!」と怒られてしまいますが、
本当に美しいです。

演奏曲は以下の通り
1)奇跡
2)輝煌
3)世界に一つだけの花
4)シャイニングエナジー
5)花まつり
6)コンドルは飛んで行く
7)山水(演奏:周健楠、張爽)
8)疏勒河
9)阿拉木汗
10)茉莉花
11)紫禁城
12)新古典主義
13)勝利
14)桜蘭少女
15)チャールダーシュ(ソロ:袪麗君)
16)敦煌
17)自由

花まつり」いきましたねえ!
この曲は今現在における女子十二楽坊の集大成とも言っても過言ではない楽曲のひとつで各パートに見せ場があります。
主催者側から予め配られた予定には無かったので、これが生で
演奏されると知った時、震えがきましたね。
それと、本来はバイオリン協奏曲のチャールダーシュはバイオリン
でもかなり高度な技術を要求されると聞きます。
テレビ朝日系「題名の無い音楽会」の中で、4弦あるバイオリンでも難しいこの曲を2弦しかないニ胡で袪麗君が見事に演奏して音楽関係者やファンの多く方の度肝を抜いたという話しがありました。
彼女は、レコーディングでも非常に重要なポジションにおかれているメンバーですから、それだけ若手女性ニ胡奏者の中でもずば抜けた力量を持っているという事ですね。

選曲的にはこの上ないものだと思います。
人民大会堂は本来、一般人を呼んでコンサートをするようなところ
ではありませんから、ちょっと音響がまずかったところがありまし
たが、めったやたらとこれるところでも無いですし、入構の際に
は中国政府発行の招待状が無いと入れませんし、入り口でX線チェックもありますからそんなところで、最高の音楽に、美味しい
中華料理に舌鼓をうつなんて事はもう一生を通してまず無いで
しょうね。

でも北京って凄くいいところです。工員の汗の飛び散るシンセン龍崗も私は中国してて凄く好きですし、何といいますかあの油の匂い
がたまらなく中国を感じるのですが、北京もとてもジェントルな街
でよかったですね。夜の天安門界隈はなんともロマンチックです
ね。
ここにも住みたいです。

初日、お会い頂いたマイミクのサンジーさんありがとうございまし
た。お会い出来て光栄です。今度は東京で会いましょう!
こんな素敵な北京で生活するあなたは羨ましい!

詳しい事はブログに書くとします。
ではでは。

中華人民共和国外交部および北京市観光協会の方が我々を「民間外交官」と認めこのような機会を与えてくださった事に心から感謝したいと思います。謝謝!